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アドバンスドNLPがオススメの方
自分に自信がない
自分に自信がない
このページでは自分に自信がない人が自身を付ける方法をお伝えしています。
自分に自信がない理由、自分に自信がない人の特徴、逆に自信がある人の特徴、自信の種類、自信を付ける方法をお役立てください。
<目次>
1 自分に自信がない理由
1,1 否定的な評価で自信をなくす
1,2 自信がない状態は悪循環する
2 自分に自信がない人の特徴
2,1 しょんぼりタイプ
2,2 がんばりタイプ
3 自信を持っている人の特徴
4 自信の種類
4,1 自信は二つの種類に分けられる
4,2 自己効力感=結果の自信
4,3 自己肯定感=在り方の自信
4,4 本当の自信のためには二つの自信が必要
5 自信を付ける方法
自分に自信がない理由
自分に自信がない理由はなんでしょう。
私たちは「否定された、否定的な評価を受けた」と感じた経験により大きなショックを受けることがあります。
そのショックは私たちの自分に対する価値を揺るがします。自分の価値が崩れた、壊された、そんな感覚により、自信がなくなったと感じます。そのような状態では、ありのままの自分に自信がないため、自分を否定したり、過剰に承認を得ようとしたりするのです。 それでは、もう少し詳しく自信を持てない理由を見てみます。
否定的な評価で自信をなくす
次のようなショック体験が自信を喪失させます。- いじめ
- 失敗経験、恥をかいた経験
- コンプレックス、劣等感(身体的な特徴を指摘された、能力を馬鹿にされたなど)
- 家庭環境(ひどく怒られた、条件付で愛された、兄弟姉妹で比較されたなど)
一般的に評価とは、良い・悪いという判断のことを指します。良い評価は精神の成長につながりますが、悪い評価は自己の価値を揺るがします。強い衝撃を受けるほどの否定的な評価はトラウマになり、何年たっても当時のことを忘れられない記憶になります。
例えば何度も繰り返し、自分の意見や行動を否定されたりすると自信がなくなります。ダメ出しや拒否、無視などの“否定されたと感じた経験”は、親兄弟、友人や知人、職場の人など関わりを問わず影響力は強いものです。このような経験をすると他者の評価が怖くなります。例え改善のための指摘であったとしても「私はダメ」と否定的に捉えがちになります。
自信がない状態は悪循環する
否定的な経験をしすぎると、私たちの心は自己防衛に走ります。痛い目に会うことに対して過敏になってしまうのです。恐れによる自意識過剰状態です。この自意識過剰状態が自信の無い状態を生みます。 自分自身に対して、「出来ている」か「出来ていない」を評価するようになり、一喜一憂することで心が不安定になります。人と比べては落ち込んだり、優越感に浸ったりするようになるのです。 自信が無い人は、「認めてもらえていない」という思いが根底にあります。「もっと自信があれば上手く行くのに・・・」「認めてくれれば自信が持てるのに・・・」と思うようになります。実は、そう思えば思うほど、行動すればするほど「自信が無い」ことが強く浮き上がることが問題です。 自信が持てない自分はダメだと思う。→自分がどうしたいのかよりも、相手(周囲)が納得すること、認めてくれることを最優先する。→相手を満たすことに一所懸命になり、自分の気持ちは後回しになる。→自分の気持ちが満たされることはほとんどなく、満たされない状態が慢性化する。→もっと他人を優先しようとする→…
これが、自信がない人の悪循環です。なぜなら、自分の気持ちを抑えてしまって人の欲求に合わせても結局虚しくなってしまうからです。頑張れば頑張るほど辛くなるのです。
自信がない人の特徴
自信がない人に表れる特徴を2つの側面から見てみます。
大きく分けると「しょんぼりタイプ」と「がんばりタイプ」です。
しょんぼりタイプは、無意識に自分の殻に閉じこもってしまって、もう傷つかないように自分を守ります。
がんばりタイプは、相手に認めてもらおうという思いが沸々と沸き、認めてもらうための態度や行動を過剰に取ったりします。自分を肯定してもらうために、相手に自分本位な要求をする姿勢になってしまうのです。
詳しく見てみましょう。
しょんぼりタイプ
自分を責めるタイプの人です。がっくりと肩を落とすような人を想像してください。また、表に出さずに気丈に振る舞う人もいます。そうすると本人の辛さが人にはわかりにくいかもしれません。
基本的にネガティブです。すぐに落ち込む傾向があり、自分が嫌いです。自分はダメだと思っているため、常に不安を感じていたり、人が怖く、人の目が気になったりします。人の目が気になるので、自分の意見が言えなかったり、そもそも自分が何を感じ、何をしたいのか分からなかったりする傾向があります。そのため、失敗による批判や叱責を恐れるあまり、チャレンジが出来ず、行動するときに「出来ない予測」が起きて動けなくなります。自分の中に芯がないため、人の意見に振り回されます。たくさんの意見を聞きすぎることでもそうですが、そもそも自分の中で考えてばかりで難しくする傾向があり、それらによっても行動できなくなります。自分が嫌いなあまり、自分ではない誰かを理想とし、その人になりたがります。卑屈になると「私なんかどうせ」という口癖が出ます。
がんばりタイプ
自分を成り立たせたいために外の要因を基準にし、動かそうとするタイプです。
がんばりタイプの人は、認めて欲しい気持ちが強いです。外の要因を基準に「私は正しくある」ことを見せたりすることで安心します(威厳のある人の言うとおりにするなど)。また必要以上に自分を大きく見せ、自慢をしたがったり、威張ったり、見栄を張ります。人や外からの評価に過敏であるため、他の人が上手くいくと嫉妬してしまいます。そのくせ、褒めてもらっても「いえいえ私なんか」と受け取らずに拒否し、裏があるのではないかと勘ぐってしまいます。自分は嫌われていると思い、批判に弱く過剰反応してしまい、誰かのせいにしたり、言い訳をしたりします。自分の意見が正しいと強く思っていると、自分の間違いを認めようとしません。また、自分を認めてくれる人を置きたいため、束縛しコントロールしたくなります。他者を否定し、悪口や陰口を言うのも自信のなさの表れです。また、完璧主義のため頑張っても終わりなく、もっと頑張らなきゃと自分を追い込む傾向があります。
自信を持っている人の特徴
それでは、自信を持っている人というのはどういう人でしょうか?以下に特徴を上げます。自身を持っている人は基本的にポジティブで自分が好きです。自分が好きだと思うことをしていて、自由に生きているように見えます。自分の中に芯があり、人目を気にせず、楽しそうに見えます。良い意味で「いい加減」なのです。自分が好きなため、自分の長所も短所も受け入れて自然体です。精神的にゆとりがあり、考え方がシンプルですぐに行動できます。基準は自分のため他者の悪口は言いません。 意見がはっきりしていてハキハキしていて、責任感が強く、プレッシャーにも強いです。自信がない人は失敗を恐れ行動できなくなりがちですが、自信がある人は好奇心が強く「できる」「できない」ではなく「やりたい」ことをやるため、前例がないことにもチャレンジしたがります。
何かを行う場合には、人の批判や批難には動じず、人の意見に左右されず、ブレません。それは融通が効かないという意味ではなく、自分の意見が正しいとは限らないと思っているので、自分の間違いに対しては素直に謝ります。自分を好きなため誰かに愛されたいとか認めてもらいたいとか考えず、自分で自分を成り立たせています。人付き合いが悪いのではなく、自立していて、他者の喜びを共に喜べて、他者を認めています。イキイキしていて魅力的な雰囲気を醸し出していますが、目立ちたがりません。
自信の種類
自信がない人が自信を持つために、知っておきたいことがあります。それは自信の種類です。自信にも実は2種類あるのです。この二つを上手に身につけることで、あなたも本当の自信を持つというがわかります。それでは詳しく見てみましょう。
自信は二つの種類に分けられる
自信は自己肯定感と自己効力感に分けられます。混同して使われることが多いですが、この二つの意味を良く知って、自分に必要な自信を手に入れることが本当の自信につながります。
自己効力感=結果の自信
行動して何かが出来た時、自信が沸きます。自己効力感は自分が行うことは効力があると信じられる感情です。
自己効力感は、カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱しました。彼は「自己効力感」の先行要因として以下の5つを挙げています。
- 達成経験……(自分自身で目標を達成した経験)
- 代理経験……(自分以外誰かの目標達成を観察した経験、身近なロールモデル)
- 言語的説得……(自分にスキルや能力があることを言語的に説明・説得されること)
- 生理的情緒的高揚……(心身の状態が高まった生理現象)
- 想像的体験……(自分自身で目標達成することを想像すること)
自己効力感とは言い換えると結果の自信です。何かができた、という記憶を元にしています。できるかできないかという判断基準になります。
この結果の自信の特徴は、出来ると思えるものには自信を感じますが、自分よりももっとできる人に出会った時、または上手くいくと思っていたことができなかったときには自信を喪失することです。
つまり、結果による自信は不安定であることが特徴です。人を優劣でとらえます。この自信を維持するには、ひたすら結果を出し続けなければなりません。結果の自信しかない人は、自分のやり方を人に押し付けがちです。なぜならば、自分のやり方だけを信じているからです。
自己肯定感=在り方の自信
自己肯定感とは、自分に対する無条件の肯定感です。
自分は誰の代わりでもない、たった1人の人間なんだ!という気持ちです。自分を無条件に愛する気持ちです。自己肯定感は人格形成や情緒の安定のためにとても重要です。
自己肯定感が高い人はメンタル面で安定していて、上手く行っているかどうかに関わらず、自分を好きでいることができます。弱い自分も受け入れることで本当の強さが出てきます。
必要以上に自分を大きく見せることでもなく、過小評価することでもありません。自分自身の強い部分も、弱い部分も、嬉しい楽しいといったプラスの感情も、苦しい寂しいといったマイナスの感情も、すべて自分自身で受け入れられている状態のことになります。別の言葉で言うと、等身大の自分を受け入れている感じです。
自己肯定感が高いと精神的なゆとりが持て、自分も周りの人のことも落ち着いて客観的に見れるようになりますので、自意識過剰にはなりません。自分自身だけではなく他の人も尊重しやすくなります。
自己肯定感を言い換えると、在り方の自信です。在り方というのは、自分が好きな心の姿勢です。「なるべく私はこのように在りたい」という心の姿勢を持とうとしようとしている自分に対し、良い感覚が得られます。
在り方の自信は、周りの状況(批判的意見など)に左右されにくいことが特徴です。
なぜならば、今この瞬間、自分の心の姿勢を自らが選んでいるものだからです。それも絶対的とか完璧にということではなく、なるべくこのように在りたいということが大事なことです。絶対や完璧という思いは、結果の自信です。
例)なるべく堂々とした自分で在りたい。(できているかどうかを気にしなくていいです。)
本当の自信のためには二つの自信が必要
「私は勉強が苦手だけれども、それでも自分のことが好きだな」というのが自己肯定感です。
勉強が出来るか出来ないかは問題にしていないのです。
何か行動しようとしたときに、「自分にはこれをする能力がある」「やればできるだろう」というのが自己効力感です。私はこれが出来るという感覚です。
どちらの感覚も同じ「自分への信頼」を持つためにはとても重要な感情で、どちらか一方だけがあれば十分というものではありません。
もし自己肯定感がなければ、ありのままの自分を認めることができずに「認められるまで無理をして頑張り続けてしまう」「達成できない限り自分を認められない」という状況につながりますし、逆に自己効力感がなければ「できないことをできるようにしようと頑張る」というモチベーションを持ちにくくなってしまいます。
私たちが健全でポジティブな気持ちでいるために、本当の自信を持つためには、自己効力感と自己肯定感の二つが必要なのです。
自信を付ける方法
自信を付けるには、まずは自己肯定感を高めていくことです。それは無条件の愛を受けることです。
無条件の愛を言い換えると、「良い悪いという評価をせずに、客観的にどんな自分の側面も受け止められたという愛」になります。その経験を積み重ねていくことが大切です。
では、どうすれば得られるの?とお考えでしょうね。実は、一番簡単な方法は「自分から自分に与える」ということです。難しいと考える方がいるのも承知の上でお伝えすると、自分でおこなうのが本当に一番簡単です。
次に方法を記します。少しでも緩んだら楽になりますよ。
- 自分へのネガティブな評価(特にダメ出し)を止めましょう。
- 良い時も悪い時もただただ認めましょう。(私は悲しいんだな、私は怒っているんだなど)日記に書く場合は「私は今日怒ってしまった。けれどそんな自分もいるんだよね。OK。」というように。自分を他人のように思いやりを持って書くと書きやすいと思います。
- 人と比較をするのもやめましょう。(人は人、自分は自分、自分の出来ることに集中しましょう)
- べき思考(〇〇すべき、〇〇しなければ、〇〇した方がいい、〇〇が必要)という言葉を変えましょう。それは頭に「なるべく」をつけます。「なるベく〇〇しよう。」に変えましょう。
- 客観的になるとあるがままの自分を受け止められるようになりましょう。(心身をリラックスさせると気持ちが落ち着き客観的になりやすくなります。)
- 自分がやりたいと思う「いますぐやれること」をやってみましょう。自己肯定感は自分の在り方に対して肯定的に感じることです。
自分の気持ちや行動というのは意外に自覚していないものです。やってみると以外な発見があるでしょう。普段から客観的に自分自身を見つめ直し、自分はどうしたいと思ってきたのか、今どうしたいのか、自分の気持ちを書き出してみることもおすすめです。
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