受講生の声
家族優先で自分のことを後回しにしてた辛さから解放 30代女性 寺師さん
ナチュラルに自分が心から望む人生を、楽しく生きるための土台ができた
松島 今日はありがとうございます。まずは寺師さんの立場、職業などを教えて下さい。
寺師さん(以下敬称略) はい。母であり、妻であり、主婦であり、そしてひとりの女性でもあります。雑誌にでてきそうなフレーズですが(笑)。大学卒業後、マナー・コミュニケーションなどの研修会社で、研修コーディネーターや、就職対策セミナーの企画運営などに携わっていました。
約3年で結婚を機に退社しました。結婚をしてすぐに子供を授かり専業主婦でしたが、現在は実家の経営している会社で事務を始めています。それと退職した会社での仕事を単発で頼まれることもあり、そうしたこともしています。
松島 では、NLPを知ったきっかけを教えて頂けますか?
寺師 仕事を辞める前に何か自分に身につけておきたいと思い、フラワーセラピーを学び始めたのですが、子育てが始まり休学していました。そこで子供が一歳になった頃、一時保育を利用して再開しました。セラピーや、前職にも関連するコミュニケーションの分野を深めたいと漠然と思っていたのです。 そして、育児の合間に仕事ができるように専門的なスキルを一刻も早く身につけたくて、資格取得を考え、色々と調べ始めた時にNLPを見つけました。
松島 ご自身に専門性をお持ちになりたかったんですね。印象はどのようなものでしたか?
寺師 他の会社のHPを見て、「人の潜在能力を引き出す」とか「コミュニケーションのツール」というような印象がありました。興味を持って他社の体験に行ったのですが、何となくテクニック的というか思っていたのとは違いました。
それからこちらに個人相談に伺いました。色々お話を聞いて、進化版のNLPはここだけだということや、人を操作しないとか大切にしている倫理観などを聴いたりして、「ここにしよう」と直感的に思いました。 それから実際に受講できるまで約一年かかりました。すぐにでも始めたかったのですが、家庭をもつ主婦にとって自分のためだけに時間とお金を使うのはとても大変なことです。家族の協力を得たり、子供を安心して預けられる環境を整えるまでに時間がかかりました。
松島 なるほど。その時間をかけてまで、得たいと思ったことは何だったのですか?
寺師 家庭とのバランスをとりながら仕事をしていくために、専門的な知識を得たかったのです。ひとりの女性として、自分ならではの能力を発揮する場を「仕事」と捉えています。 自分の専門分野を築いて高めて、自分で仕事をしていくという感覚で始めましたが、今はそれだけではないような感じがします。
今は、毎日の小さな幸せを感じながら、無理せずナチュラルに自分が心から望む人生を楽しく生きるための土台ができた気がします。この土台ができてはじめて、子育ても家族関係も関わるすべての人との関係もハッピーになるし、専門分野を高めて仕事するという事も意味あるものになるのだと思います。
松島 受講してみてクラスの雰囲気やスタッフの対応はどうですか?
寺師 こういう世界って、ちょっと現実離れしているような人?がいると思っていましたが(笑)、皆さん本当に誠実に人生を生きている人が多いと思います。色々な業界の第一線で活躍されている方、勉強熱心な方、人を支援したい方が多いのが印象的です。
スタッフは皆さん本当に親切。最初は受講生とスタッフというビジネスライクな感じかと思いましたが、今では人と人との信頼関係があるように思います。困ったことで相談すると、一方的にアドバイスをくれるというより「気づき」を与えてくれるんです。
先生もスタッフの皆さんもNLPを生きているという感じがします。イベント企画やメールでのフォローもとても丁寧で受講生本位というスタンスが伝わってきます。そして、ビジネスライクな感じがしないんです。NLPの素晴しさを確信していて、ピュアな気持ちで世の中に広めていきたいんだなというのが伝わってきます。
松島 すごく嬉しいフィードバックですね。
寺師 そういえば主婦はフィードバックが全然ないんですよ。家族のために毎日コツコツがんばって家事をしても、ありがとうも言われないし。「やって当たり前、できて当たり前」の世界なんです。「こういう母・妻・嫁でなければならない」と力んでちょっと疲れても、夫に思っていることを話せず一人で悶々としていました。
子供が喋るようになって、「美味しい」「ありがとう」とか言われると、あぁ良かった!と思えるのですが、話せない0歳~2歳くらいまでは、すごく振り回されてしまうというか・・・。
松島 私も昔そういうことを妻に言われました。フィードバックがないと(笑)。 ところで、寺師さんはカルメンさんジョンさんのコースに参加されましたが、実際に受講されてどうでした?
寺師 カルメンさんとジョンさんは、とても権威があるのに威圧感が無い。すごく誠実。だからすんなり壁を作らずにフィールドに入ることが出来ました。私たちの無意識に働きかけていたり、体験するように構成してくれていたように思います。話を聴いている間にも自分の中で何かが動き始めている感じがして、でもそれは言葉には出来ない世界です。
当たり前のことかも知れませんが、レベルの違う人たちがそれぞれに目標とすることに向かって取り組めるように、自然な形を作って下さって、この感覚は本当に言葉にしにくいです。 それぞれに必要なことのフィードバックがあり、お互いにそれが学びになる場を提供してもらえたように思います。
トレーナーコースのためのファーストステップでしたが、ジョンさんとカルメンさんが「本物のNLPを伝えられるトレーナーを育てたい」という創始者としての重みを感じました。 このコースが終わって、家族からすごく輝いていると言われました。 自分のやりたいことも素直に家族に伝えることが出来て、「行って良かったね」と言ってもらえて、そこで自分にとても自信がつきました。
松島 講座で得たものが家族の方からもまた違った形のフィードバックとしてもらえるというのは、本当に素敵なことですね。学んで得られて嬉しかったことはどんなことですか?
寺師 まずはココで素敵な方にたくさん出会ったこと。自分の中で選択肢が増えたこと、とても楽になりました。 以前は「家庭があるから出来ない」と思っていました。二者択一の選択肢しかなかったのです。
例えば、仕事をとるか家庭をとるか、自分の意思を通すか周りの意向に沿うか、というかんじです。でも、学んだことで母、妻、主婦、仕事、どの面も全部私なんだと思えるようになりました。「一つとったら何かを捨てる」という自分の中の固定観念を見つけて制約を取り除けたと思います。そういうスタイルもあるんだということに気付けたことは大きなことでした。
それと、人が望む方向に変化したり前進したりするための「気づきのプロセス」を知ることで、周りにさりげないサポートが出来るようになったと思います。学んだプロセスを活用して、母のトラウマを解消したり、気付きのプロセスを知れたことは本当に大きいですね。 知っているのと、知らないのとではもう全然違ってきます。
それから、今までは人をとても気にしていました。判断基準が自分ではなくて人だったんです。 自分の本当の気持ちを言えない、人の言うことに左右される。それで幸せならいいのですが、夫がなにもしてくれないから。子供がワーワー泣いているから。というように責任転嫁をしていました。家族というシステムがうまくいくように、自分が合わせるということをして、知らず知らずのうちに自己犠牲的な感情を持つようになっていたのです。
私はいつも自分の事は後回しにして家族のために合わせているのに、夫は好きなことをしてる。とか思っていました(笑)。 学び始めて週に1度ここに来ることで、自分のためだけの時間を持てて、自分との対話をするようになり自分が変わりました。本当の自分を取り戻せたように思います。 今まではこうでなきゃいけない。という思いが強かったのが、逆に自分はこうなりたい、こうありたいんだ。という思いを持てるようになりました。
松島 寺師さんがこうなりたい、こうありたいと自分と向き合い始めたことで、周りの人にもプラスになってきたのでは?
寺師 そうかも!今思えば夫も子供も大変だったと思います(笑)。実は迷惑をかけていたかも知れません。 今までは、どういう子育てをしたいか?どういう母親になりたいか?ということも気付けなかったし、分かりませんでした。だから親とか周囲の考えに左右されて、自分自身に蓋をして苦しくなっていました。
自分自身の軸が定まらずに、子供や夫とも大切な時にちゃんと向き合えていなかった気がします。それから、自分より相手の事を考える事が美徳のような気がしていました。 でも実は、相手のことを考えすぎて自分を大切にできないとバランスが崩れるんですね。子供特有の気ままさや周囲の考えに振り回されて、心の中がぐちゃぐちゃになっていました。
今は、自分の軸が定まってきて、自分も周囲の気持ちも両方大切にできてバランスとれた良い状態で子育てを楽しめるようになったと思います。 子供もとても満足して、お互いに幸せな時間を過ごせるようになり、そういうことを自分で気付いて受け止めることが出来るようになりました。心が温かくなる瞬間、モヤモヤした瞬間に気づいて受け止める、これだけで見える世界が変わります。
松島 親も子供も楽になりますよね。
寺師 そうです。頑張っている感じがないんですよね。 昔は結婚も子育ても制約に思えたものが、今は守ってくれているものだと思えます。 それが分かるようになったのは、自分自身も大切にできるようになって、今幸せだという瞬間に気付けたからです。
自分に蓋をして苦しんでいる時は、幸せな瞬間があっても気づけないし、辛い事ばかりが大きくなって占拠されていました。今は子育ても楽しめるようになりました。勉強したことをチャレンジして、子供から学ぶことがたくさんあります。躾だと思って、ワッと言うとワッと泣く。そんなパターンが続いた時に、ハッとして「どうしたかったの?」と聴いてみます。まだ色々しゃべれない時期は、こう思ってたの?といくつか聴いていくと、「そう。」という答えがあって、その瞬間に泣きやむんです!
松島 小さい子供でもちゃんと意図を思っているんですね。
寺師 そうですね。その気持ちを受け止めるだけで全然違います。もちろん出来ない時もありますが、出来なかった時はなぜ出来なかったのか、振り返って分かるようになりました。
松島 そんな風にたくさんのことを感じてもらえるのは、私たちも本当に嬉しいことです。そうしたことを活用して、今後はどのように考えていますか?
寺師 NLPやフラワーセラピーを活用した子育て支援講座やコミュニケーション講座や自分磨き講座などを主催していきたいです。本質の意図を自分で気付けることの支援ですね。 また、大学生の就職支援もしていきたいと思っています。大学生は時間もあるし、その時間で学べて選択肢を広げられたら、その人にとって本質的なところで生きていけるんじゃないかと思うのです。
NLPが大学の科目にあったらいいのにと思うくらいです。そのことをジョンさんに話したから、世界でもそういう話題があると話していました。日本で成功させて、ぜひ広めてね。と言われたので、ちょっと燃えています(笑)。 NLPは国語とか数学と同じように、生きていくための必修科目だと思うのです。より良く生きるためのプロセスを、現実離れした知識とか教えではなく、自分自身で体験することができるんです。そうしたことを、伝えていきたいと思っています。
松島 素晴らしいですね。ぜひ実現させていきましょう!私もNLPは世の中のインフラにしたいと思っています。では最後に、これから受講しようと思っている方たちに向けて、メッセージをお願いします。
寺師 私はNLPをぜひお薦めしたいです。ぜひ体験して欲しい。自分が本当に変わったので。主婦の方も、大学生も、すべての人に絶対にお薦めします。 私が受講を始めるまでには、たくさんのステップがありました。その一番の原動力になったのは、大きな確信があったからです。「これは自分だけでなく周りの人にとってもプラスになる」という確信です。
頻繁にHPを見て、行きたいと思っていても行けない状況でした。ずっと思い続けていると行けない自分が嫌になってしまいそうで、行けるためにはどうしたらいいか?を考えようとしましたが、実際そこまで考えられる時間は無くて、日々の生活をしながらふとした時に、行ける体制を整えようとしていたように思います。 ちょっとずつ積み重ねです。
焦らずにとにかく出来ることをやっていました。振り返った分は確実に変わっています。なので、こうした方がいいですよ。というアドバイスは言えませんが、私の場合はこんな風に自分の中でどうしたらいいか?ということを質問して、少し行動していました。 それは確かに時間のかかることでしたが、でも無理して強引にしていたら、後から色んな弊害が出ていたかもしれないと思います。
学びたい確信はありましたが、長い時間の途中では本当にそうなの?という疑問がなかった訳ではありません。でも最初に確信したことを信じました。 当時は本当に焦る気持ちもあって、やりたい気持ちを置いて待つことが嫌でしたが、そうせざるを得ない状況でした(笑)。ただ出来ることをやっていた。すると気付いたら周りの人にも自分にも、無理なく自然に実現されていました。
私が経験したのはこうしたことで、NLPを学んで本当にたくさんの変化があり、人生うまくいかない訳がないという根拠のない自信があります(笑)。今の瞬間に起きたものを選択していくと、生きることが楽しくなると思います。 学び始めたきっかけは、資格取得、自己実現、能力向上とか部分的なところに興味を持っていましたが、蓋を開けてみたら、人生をよりよく生きるとか、深いところでの変化を体験しました。
それが変化していくと一番最初に目的としていたことは、人生の中のごく一部となって、いつのまにかそれも達成されているというような感覚がNLPだなぁ。なんて思います。 木を見ていたのが、森を見れるようになったような感覚。 小さな穴から見ていた木が、穴が大きくなってそれが林だと気が付き、外に出てみたらすごく広い森だった!ということに気付いたような感覚です。
こんなに五感を使って感じたり、気付いたり、色々な選択肢をチャレンジしてみたり、そんなことは今までなかったことだったので、自然と毎日を生きることが本当に楽しくなりました。言葉で教えられた知識ではなく、自分で経験して得た知恵を増やせる気がします。 とにかく経験して欲しいです。経験しないと分からないことが、本当にたくさんありますから。 ぜひ、身につけて、自分らしさを見つけて欲しいと思います。
松島 感動的なメッセージをありがとうございます。今日は本当にありがとうございました。
寺師さん(以下敬称略) はい。母であり、妻であり、主婦であり、そしてひとりの女性でもあります。雑誌にでてきそうなフレーズですが(笑)。大学卒業後、マナー・コミュニケーションなどの研修会社で、研修コーディネーターや、就職対策セミナーの企画運営などに携わっていました。
約3年で結婚を機に退社しました。結婚をしてすぐに子供を授かり専業主婦でしたが、現在は実家の経営している会社で事務を始めています。それと退職した会社での仕事を単発で頼まれることもあり、そうしたこともしています。
松島 では、NLPを知ったきっかけを教えて頂けますか?
寺師 仕事を辞める前に何か自分に身につけておきたいと思い、フラワーセラピーを学び始めたのですが、子育てが始まり休学していました。そこで子供が一歳になった頃、一時保育を利用して再開しました。セラピーや、前職にも関連するコミュニケーションの分野を深めたいと漠然と思っていたのです。 そして、育児の合間に仕事ができるように専門的なスキルを一刻も早く身につけたくて、資格取得を考え、色々と調べ始めた時にNLPを見つけました。
松島 ご自身に専門性をお持ちになりたかったんですね。印象はどのようなものでしたか?
寺師 他の会社のHPを見て、「人の潜在能力を引き出す」とか「コミュニケーションのツール」というような印象がありました。興味を持って他社の体験に行ったのですが、何となくテクニック的というか思っていたのとは違いました。
それからこちらに個人相談に伺いました。色々お話を聞いて、進化版のNLPはここだけだということや、人を操作しないとか大切にしている倫理観などを聴いたりして、「ここにしよう」と直感的に思いました。 それから実際に受講できるまで約一年かかりました。すぐにでも始めたかったのですが、家庭をもつ主婦にとって自分のためだけに時間とお金を使うのはとても大変なことです。家族の協力を得たり、子供を安心して預けられる環境を整えるまでに時間がかかりました。
松島 なるほど。その時間をかけてまで、得たいと思ったことは何だったのですか?
寺師 家庭とのバランスをとりながら仕事をしていくために、専門的な知識を得たかったのです。ひとりの女性として、自分ならではの能力を発揮する場を「仕事」と捉えています。 自分の専門分野を築いて高めて、自分で仕事をしていくという感覚で始めましたが、今はそれだけではないような感じがします。
今は、毎日の小さな幸せを感じながら、無理せずナチュラルに自分が心から望む人生を楽しく生きるための土台ができた気がします。この土台ができてはじめて、子育ても家族関係も関わるすべての人との関係もハッピーになるし、専門分野を高めて仕事するという事も意味あるものになるのだと思います。
松島 受講してみてクラスの雰囲気やスタッフの対応はどうですか?
寺師 こういう世界って、ちょっと現実離れしているような人?がいると思っていましたが(笑)、皆さん本当に誠実に人生を生きている人が多いと思います。色々な業界の第一線で活躍されている方、勉強熱心な方、人を支援したい方が多いのが印象的です。
スタッフは皆さん本当に親切。最初は受講生とスタッフというビジネスライクな感じかと思いましたが、今では人と人との信頼関係があるように思います。困ったことで相談すると、一方的にアドバイスをくれるというより「気づき」を与えてくれるんです。
先生もスタッフの皆さんもNLPを生きているという感じがします。イベント企画やメールでのフォローもとても丁寧で受講生本位というスタンスが伝わってきます。そして、ビジネスライクな感じがしないんです。NLPの素晴しさを確信していて、ピュアな気持ちで世の中に広めていきたいんだなというのが伝わってきます。
松島 すごく嬉しいフィードバックですね。
寺師 そういえば主婦はフィードバックが全然ないんですよ。家族のために毎日コツコツがんばって家事をしても、ありがとうも言われないし。「やって当たり前、できて当たり前」の世界なんです。「こういう母・妻・嫁でなければならない」と力んでちょっと疲れても、夫に思っていることを話せず一人で悶々としていました。
子供が喋るようになって、「美味しい」「ありがとう」とか言われると、あぁ良かった!と思えるのですが、話せない0歳~2歳くらいまでは、すごく振り回されてしまうというか・・・。
松島 私も昔そういうことを妻に言われました。フィードバックがないと(笑)。 ところで、寺師さんはカルメンさんジョンさんのコースに参加されましたが、実際に受講されてどうでした?
寺師 カルメンさんとジョンさんは、とても権威があるのに威圧感が無い。すごく誠実。だからすんなり壁を作らずにフィールドに入ることが出来ました。私たちの無意識に働きかけていたり、体験するように構成してくれていたように思います。話を聴いている間にも自分の中で何かが動き始めている感じがして、でもそれは言葉には出来ない世界です。
当たり前のことかも知れませんが、レベルの違う人たちがそれぞれに目標とすることに向かって取り組めるように、自然な形を作って下さって、この感覚は本当に言葉にしにくいです。 それぞれに必要なことのフィードバックがあり、お互いにそれが学びになる場を提供してもらえたように思います。
トレーナーコースのためのファーストステップでしたが、ジョンさんとカルメンさんが「本物のNLPを伝えられるトレーナーを育てたい」という創始者としての重みを感じました。 このコースが終わって、家族からすごく輝いていると言われました。 自分のやりたいことも素直に家族に伝えることが出来て、「行って良かったね」と言ってもらえて、そこで自分にとても自信がつきました。
松島 講座で得たものが家族の方からもまた違った形のフィードバックとしてもらえるというのは、本当に素敵なことですね。学んで得られて嬉しかったことはどんなことですか?
寺師 まずはココで素敵な方にたくさん出会ったこと。自分の中で選択肢が増えたこと、とても楽になりました。 以前は「家庭があるから出来ない」と思っていました。二者択一の選択肢しかなかったのです。
例えば、仕事をとるか家庭をとるか、自分の意思を通すか周りの意向に沿うか、というかんじです。でも、学んだことで母、妻、主婦、仕事、どの面も全部私なんだと思えるようになりました。「一つとったら何かを捨てる」という自分の中の固定観念を見つけて制約を取り除けたと思います。そういうスタイルもあるんだということに気付けたことは大きなことでした。
それと、人が望む方向に変化したり前進したりするための「気づきのプロセス」を知ることで、周りにさりげないサポートが出来るようになったと思います。学んだプロセスを活用して、母のトラウマを解消したり、気付きのプロセスを知れたことは本当に大きいですね。 知っているのと、知らないのとではもう全然違ってきます。
それから、今までは人をとても気にしていました。判断基準が自分ではなくて人だったんです。 自分の本当の気持ちを言えない、人の言うことに左右される。それで幸せならいいのですが、夫がなにもしてくれないから。子供がワーワー泣いているから。というように責任転嫁をしていました。家族というシステムがうまくいくように、自分が合わせるということをして、知らず知らずのうちに自己犠牲的な感情を持つようになっていたのです。
私はいつも自分の事は後回しにして家族のために合わせているのに、夫は好きなことをしてる。とか思っていました(笑)。 学び始めて週に1度ここに来ることで、自分のためだけの時間を持てて、自分との対話をするようになり自分が変わりました。本当の自分を取り戻せたように思います。 今まではこうでなきゃいけない。という思いが強かったのが、逆に自分はこうなりたい、こうありたいんだ。という思いを持てるようになりました。
松島 寺師さんがこうなりたい、こうありたいと自分と向き合い始めたことで、周りの人にもプラスになってきたのでは?
寺師 そうかも!今思えば夫も子供も大変だったと思います(笑)。実は迷惑をかけていたかも知れません。 今までは、どういう子育てをしたいか?どういう母親になりたいか?ということも気付けなかったし、分かりませんでした。だから親とか周囲の考えに左右されて、自分自身に蓋をして苦しくなっていました。
自分自身の軸が定まらずに、子供や夫とも大切な時にちゃんと向き合えていなかった気がします。それから、自分より相手の事を考える事が美徳のような気がしていました。 でも実は、相手のことを考えすぎて自分を大切にできないとバランスが崩れるんですね。子供特有の気ままさや周囲の考えに振り回されて、心の中がぐちゃぐちゃになっていました。
今は、自分の軸が定まってきて、自分も周囲の気持ちも両方大切にできてバランスとれた良い状態で子育てを楽しめるようになったと思います。 子供もとても満足して、お互いに幸せな時間を過ごせるようになり、そういうことを自分で気付いて受け止めることが出来るようになりました。心が温かくなる瞬間、モヤモヤした瞬間に気づいて受け止める、これだけで見える世界が変わります。
松島 親も子供も楽になりますよね。
寺師 そうです。頑張っている感じがないんですよね。 昔は結婚も子育ても制約に思えたものが、今は守ってくれているものだと思えます。 それが分かるようになったのは、自分自身も大切にできるようになって、今幸せだという瞬間に気付けたからです。
自分に蓋をして苦しんでいる時は、幸せな瞬間があっても気づけないし、辛い事ばかりが大きくなって占拠されていました。今は子育ても楽しめるようになりました。勉強したことをチャレンジして、子供から学ぶことがたくさんあります。躾だと思って、ワッと言うとワッと泣く。そんなパターンが続いた時に、ハッとして「どうしたかったの?」と聴いてみます。まだ色々しゃべれない時期は、こう思ってたの?といくつか聴いていくと、「そう。」という答えがあって、その瞬間に泣きやむんです!
松島 小さい子供でもちゃんと意図を思っているんですね。
寺師 そうですね。その気持ちを受け止めるだけで全然違います。もちろん出来ない時もありますが、出来なかった時はなぜ出来なかったのか、振り返って分かるようになりました。
松島 そんな風にたくさんのことを感じてもらえるのは、私たちも本当に嬉しいことです。そうしたことを活用して、今後はどのように考えていますか?
寺師 NLPやフラワーセラピーを活用した子育て支援講座やコミュニケーション講座や自分磨き講座などを主催していきたいです。本質の意図を自分で気付けることの支援ですね。 また、大学生の就職支援もしていきたいと思っています。大学生は時間もあるし、その時間で学べて選択肢を広げられたら、その人にとって本質的なところで生きていけるんじゃないかと思うのです。
NLPが大学の科目にあったらいいのにと思うくらいです。そのことをジョンさんに話したから、世界でもそういう話題があると話していました。日本で成功させて、ぜひ広めてね。と言われたので、ちょっと燃えています(笑)。 NLPは国語とか数学と同じように、生きていくための必修科目だと思うのです。より良く生きるためのプロセスを、現実離れした知識とか教えではなく、自分自身で体験することができるんです。そうしたことを、伝えていきたいと思っています。
松島 素晴らしいですね。ぜひ実現させていきましょう!私もNLPは世の中のインフラにしたいと思っています。では最後に、これから受講しようと思っている方たちに向けて、メッセージをお願いします。
寺師 私はNLPをぜひお薦めしたいです。ぜひ体験して欲しい。自分が本当に変わったので。主婦の方も、大学生も、すべての人に絶対にお薦めします。 私が受講を始めるまでには、たくさんのステップがありました。その一番の原動力になったのは、大きな確信があったからです。「これは自分だけでなく周りの人にとってもプラスになる」という確信です。
頻繁にHPを見て、行きたいと思っていても行けない状況でした。ずっと思い続けていると行けない自分が嫌になってしまいそうで、行けるためにはどうしたらいいか?を考えようとしましたが、実際そこまで考えられる時間は無くて、日々の生活をしながらふとした時に、行ける体制を整えようとしていたように思います。 ちょっとずつ積み重ねです。
焦らずにとにかく出来ることをやっていました。振り返った分は確実に変わっています。なので、こうした方がいいですよ。というアドバイスは言えませんが、私の場合はこんな風に自分の中でどうしたらいいか?ということを質問して、少し行動していました。 それは確かに時間のかかることでしたが、でも無理して強引にしていたら、後から色んな弊害が出ていたかもしれないと思います。
学びたい確信はありましたが、長い時間の途中では本当にそうなの?という疑問がなかった訳ではありません。でも最初に確信したことを信じました。 当時は本当に焦る気持ちもあって、やりたい気持ちを置いて待つことが嫌でしたが、そうせざるを得ない状況でした(笑)。ただ出来ることをやっていた。すると気付いたら周りの人にも自分にも、無理なく自然に実現されていました。
私が経験したのはこうしたことで、NLPを学んで本当にたくさんの変化があり、人生うまくいかない訳がないという根拠のない自信があります(笑)。今の瞬間に起きたものを選択していくと、生きることが楽しくなると思います。 学び始めたきっかけは、資格取得、自己実現、能力向上とか部分的なところに興味を持っていましたが、蓋を開けてみたら、人生をよりよく生きるとか、深いところでの変化を体験しました。
それが変化していくと一番最初に目的としていたことは、人生の中のごく一部となって、いつのまにかそれも達成されているというような感覚がNLPだなぁ。なんて思います。 木を見ていたのが、森を見れるようになったような感覚。 小さな穴から見ていた木が、穴が大きくなってそれが林だと気が付き、外に出てみたらすごく広い森だった!ということに気付いたような感覚です。
こんなに五感を使って感じたり、気付いたり、色々な選択肢をチャレンジしてみたり、そんなことは今までなかったことだったので、自然と毎日を生きることが本当に楽しくなりました。言葉で教えられた知識ではなく、自分で経験して得た知恵を増やせる気がします。 とにかく経験して欲しいです。経験しないと分からないことが、本当にたくさんありますから。 ぜひ、身につけて、自分らしさを見つけて欲しいと思います。
松島 感動的なメッセージをありがとうございます。今日は本当にありがとうございました。
お名前
寺師 里美さん
(てらし さとみ)
受講講座
NLPベーシックコース、NLPスタンダードコース、NLPトレーナー
資格
NLPマスタープラクティショナー
NLPトレーナー
経歴
大学卒業後、マナー・コミュニケーション研修会社で研修コーディネーター、就職対策セミナーの企画運営に携わる。結婚を機に退職。その後育児や専業主婦をしている中で、天職探しを始める。子育ても主婦業も楽しみながら、自分の心が喜び輝く仕事をするというスタイルを確立することを決意。多くの人に「キラキラ輝く自分をみつけるサポートをしたい」という思いのもと、現在活動準備中。