フィードバック
なんらかの結果情報について、ある意味を付けること。また、結果情報によって検証し、もし改善点があれば修正していく作業。
4タップル
記憶を構成する要素。視覚、聴覚、触覚+味覚、嗅覚(味覚、嗅覚を1つと数える)。4つの構成要素。
フォビア・トラウマキュア
不適応行動
不適応行動とは
不適応行動は「社会的環境、あるいはその人の精神内界に対して、適さない行動や反応をすること」を言います。簡単にいえば「そうせざるを得なかった行動」とでも表現できますが、決して本人は周りに対して悪意を持ってやったのではなく、その時は「そうしないといけないと思った」から行動に移したというものなのです。
たとえば、いじめ等が原因で不登校となった子どもは「登校したい、または登校しなければいけないのに」という気持ちを持ちつつも、どうしても登校できません。それは学校に行くと自分が受けることになる「いじめ」から自分自身を守るために、学校にいかないという行動を取らざるを得ないからです。
また、何度注意しても同じことを繰り返してしまう子供も、ただ「〇〇しちゃだめ!」とだけ注意されても「何で自分は怒られているのか」を理解できていないからだったり、「自分に注目してほしいから」あえて問題行動を意図的に起こすという子もいます。 その「行動」に対して「なぜその行動を起こしたのか」に向き合うことで、不適応行動への対処法が見えてきます。
不適応行動の対処法
無視
不適応行動への対処に大切なのは「不適応行動を助長させないこと」です。たとえばわざと注目されたくて騒ぐ等の問題行動を起こす子供に対し「きちんと座りなさい!」「言うことを聞きなさい!」と注意しても、「怒られることで注目を浴びることができた」という考えになり、不適応行動は収まりません。そのような行動への最適な対処法は「無視」です。「注目されたい」と思ってやっていることを怒りたい、怒鳴りたいのをグッとこらえて無視することで、やっていることが無意味だと理解させるのです。
行動は完全に無視したうえで、端的に「その行動をやめなさい」という結論と、その行動を起こしてはいけない理由をわかりやすく淡々と説明するのです。そしてきちんと子供がやるべきことをできたら大げさに褒めてあげるようにしましょう。
モデリング
不適応行動は注意するのではなく「このようなときはこうするんだよ」という正しい行動を教えてあげることが大切です。これをモデリングといいます。先ほどの注目されたくて騒ぐ子供に対しての例でいえば、やっている行動については無視をするべきであることが前提です。
そのうえで「こういう時は座ってお話を聞くんだよ」と「やるべきことを端的」に伝えてあげましょう。感情的に叱り飛ばしたくなってしまうこともあると思いますが、それでは不適応を助長し、また次の不適応行動の種になるだけかもしれません。
きちんと正しい行動をとることができたら、その行動について褒めてあげましょう。正しい行動を取る都度できるだけ褒めていくようにすれば、「正しい行動をしたほうが注目されるんだ」というように正しい行動を強化していくようになります。
フラッシュバック
・フラッシュバックとは
フラッシュバック(flashback)とは、強いトラウマ体験(心的外傷)を受けた場合に、後になってその記憶が思い出されるもの。その記憶は突然かつ非常に鮮明に思い出されたり、同様に夢に見たりする症状。心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害(ASD)の特徴的な症状のうちの一つ。フラッシュバックという用語は、過去に起こった記憶の中で、その記憶が無意識に思い出され、かつそれが現実に起こっているかのような感覚が非常に激しい時に使われる。(wikipediaより引用)
・フラッシュバックが起こる例
1、車に轢かれそうになった
2、溺れた
3、虐待やひどいいじめにあった
などのように、強い恐怖や生命の危険を感じるような場面に遭遇することで起きます。
このようなトラウマとなる場面がふとしたきっかけで、再体験として起きます。本人がどんなきっかけで起きるか自覚していないものも少なくありません。
・フラッシュバックの症状
1、失語
2、再体験(鮮明に思い出す)
3、突然悲しくなる。涙が止まらない。
4、頭の中が真っ白になる。
5、血の気が引く。手足が冷たくなる。
6、冷や汗が止まらない。
7、身体の震え
8、逃げ出したい衝動
フラッシュバックが起こる原因がきっかけとなり、当時の記憶が鮮明に再生され、身体が過度に危険を感じて起きます。
また、フラッシュバックが起きた結果(場所や状況)が、またフラッシュバックが起きる原因となり、負の連鎖になることがあります。
フラッシュバック(flashback)とは、強いトラウマ体験(心的外傷)を受けた場合に、後になってその記憶が思い出されるもの。その記憶は突然かつ非常に鮮明に思い出されたり、同様に夢に見たりする症状。心的外傷後ストレス障害(PTSD)や急性ストレス障害(ASD)の特徴的な症状のうちの一つ。フラッシュバックという用語は、過去に起こった記憶の中で、その記憶が無意識に思い出され、かつそれが現実に起こっているかのような感覚が非常に激しい時に使われる。(wikipediaより引用)
・フラッシュバックが起こる例
1、車に轢かれそうになった
2、溺れた
3、虐待やひどいいじめにあった
などのように、強い恐怖や生命の危険を感じるような場面に遭遇することで起きます。
このようなトラウマとなる場面がふとしたきっかけで、再体験として起きます。本人がどんなきっかけで起きるか自覚していないものも少なくありません。
・フラッシュバックの症状
1、失語
2、再体験(鮮明に思い出す)
3、突然悲しくなる。涙が止まらない。
4、頭の中が真っ白になる。
5、血の気が引く。手足が冷たくなる。
6、冷や汗が止まらない。
7、身体の震え
8、逃げ出したい衝動
フラッシュバックが起こる原因がきっかけとなり、当時の記憶が鮮明に再生され、身体が過度に危険を感じて起きます。
また、フラッシュバックが起きた結果(場所や状況)が、またフラッシュバックが起きる原因となり、負の連鎖になることがあります。
ブリーフセラピー
短期療法。米国カリフォルニアのパロ・アルト・グループのセラピストたちが実践した方法論。プロセス(過程)だけを扱うので、コンテントフリーセラピー(内容とは無関係のセラピー)とも呼ばれている。(ウィキペディア)
ブレイクステート
ブレイクステートとは、「ある状態から抜け出す」ことと、その方法を言います。
NLP(神経言語プログラミング)では主に自分の状態マネジメントやクライエントのセッションに使います。
例えば、身体をゆすったり、腕や足をバタバタしたり、頭を振って「気持ちを振り払う」イメージをします。
人は嫌なイメージを身体を動かして振り払うということを自然にします。
嫌なものを見た時に「ぶるっ」と身震いしますが、あれを自分自身でおこなうことで、印象の度合いを下げることもできます。
【ブレイクステートの種類】
ブレイクステートには様々な方法があります。
【姿勢を変える】
下を向いている人に上を向かせたり、胸を開かせ腕を高く上げたり、姿勢を整えます。
姿勢を整えたりするだけでも、気分は変わりますし、良い姿勢だと実はストレスを受けても柔軟に対応できます。
【表情を変える】
鏡を見て口角を思い切りあげましょう。
また、誰も見ていないのであれば、思い切り変な顔をして表情筋を緩めるのも効果的です。
【体をゆすったりジャンプする】
身体を大きく動かすと心身がリセットされます。
そのばでスキップやジャンプも気持ちが変わります。
【違うものを見る】
目線を動かすだけでも気持ちは変わります。
あえて和むものを見たり、自然を眺めることで気持ちがリセットされます。
【目を大きく動かす】
目を一周ぐるっと回すだけでも気持ちが変わります。
【息を大きく吸って吐き出す】
深呼吸しながら嫌なものを吐き出すイメージをしましょう。
吸う時は良いものを吸うイメージです。
【別のことを考える】
あえて考えて応えるような簡単な質問を投げかけることもあります。
意識が別の方へ持っていかれると人は気持ちがリセットされます。
NLPのワーク前とワーク後の変化を確かめるという場合や、主観と客観の視点を切り替えるときなどにも使われます。
また、ネガティブな気持ちで頭がぐるぐるするときなどに、ぐるぐるを止めるブレイクステートもメンタルのマネジメントには重要です。
プロセスモデル
NLPは卓越した人物の卓越性を再現するために、無意識レベルですべて真似るというモデリングが根幹となっている。そのため、無駄な部分をそぎ落とし、最後に残ったプロセスのことをNLPという。そして、プロセスモデルであるという。一方、誰かの考え方が入ったNLPモデル(先の理由で正しくはNLPではない)をコンテントモデルと呼ぶ。
ペーシング
人は自分の会話における「話し方」に合わせてくれる人を無意識に「理解してくれる人」と感じます。
相手に対して「あなたに合わせているよ」というメッセージを無意識レベルで伝え、安心感と親近感を与えるコミュニケーションテクニックにペーシングがあります。
ペーシング(pacing)とは、歩調を合わせることの意味で、会話において、相手の話のスピード、声の大きさ、声の高さ(トーン)、などの非言語表現を相手側に寄せていくことで、相手の無意識レベルに安心感を生み出し、その後のコミュニケーションをスムーズにしていくスキルです。
ペーシングの方法は「話し方」を合わせるというものです。
話し方を合わせるというのは、話のスピード、声の大きさ、声質、抑揚、声のトーン(高低)、感情表現、リズム、語尾などがあります。
また、相手の呼吸のタイミングやペースを観察して、呼吸を合わせたり、うなづきや相槌をいれて、話し方を合わせることが出来ます。
キャリブレーションというのは、無意識レベルで観察することで、視覚だけではなく聴覚や触覚も使って観察をします。
バックトラッキングは言語表現を合わせる方法です。
バックトラッキングとは、相手の言葉をそのまま繰り返して用いる方法です。
バックトラッキングはオウム返しとも呼ばれます。
これらラポール形成に有効な重要スキルは、アドバンスドNLPベーシックコースで学べます。
ポジション・チェンジ
ポジションチェンジとは、コミュニケーションバランスを整えるNLP手法です。
相手の視点や第三者の視点に実際に位置を変えて、実際に相手になりきる感覚で入り直し見方を変えます。
自分の考え方や感じ方の幅を広げ、新たな視点に気づくNLPワークです。
もしも苦手な人とのコミュニケーションがあっても、NLPのポジションチェンジで変えられる可能性があります。
また、大切な人とのすれ違いの修正にもポジションチェンジは役立ちます。
フリッツ・パールズ(フレデリック・パールズ)が創始したゲシュタルト療法のワークから導き出したNLPのスキルです。
ゲシュタルト療法でも、NLP(神経言語プログラミング)でも、「地図は土地ではない」という前提があります。
土地を表す地図は「誰かの解釈」であって、土地そのものを表してはいません。
私たちは「解釈」を変えることが出来て、ポジションチェンジのワークは、他者の視点に立ち他者と統合できるワークと言えます。
(ポジションチェンジは知覚ポジションチェンジ・三重記述とも言います)
【3つの視点】
コミュニケーションには3つの視点があります。
自分(1人称)・相手(2人称)・第三者(3人称)の視点です。
人間関係とは常にこの3つの視点があります。
(メタという4番目もありますがここでは3つで進めます)
主観が強い人は、人のことを考えられるようになったり、第三者目線が出来るようになります。
相手の立場に入りやすい人は、自分の意見をもてるようになったり、遠慮しすぎないようになったりします。
第三者目線に立ちやすい人は、もっと自分の気持ちに素直になったり、気持ちを強く感じられるようになります。
いずれにしても、普段自分の視点から考えていたコミュニケーションバランスが、不思議なくらいに楽な状態になり、コミュニケーションを取るのが楽しくなります。
視点移動は友人関係や家族関係、ビジネスや恋愛でももちろん役立ちます。
【第一ポジション(1人称視点)の特徴】
第一ポジション(1人称視点)の特徴の長所は、感情をしっかり感じ、自分の軸を持っている点です。
短所は、行き過ぎるとワンマンや自己中心的になることで、人のことを考えずわがままになります。
日本人よりも欧米人の方たちは、自分視点が強いようです。
【第二ポジション(2人称視点)の特徴】
第二ポジション(2人称視点)の特徴の長所は、相手のことを考えて配慮をし、優しいという点です。
短所は、行き過ぎると依存的であり、自分の意思や意見がない、優柔不断、流されやすいとなります。
ジョン・グリンダー博士が来日の際に「日本人はどの国の人よりも第二ポジションに立ちやすい」と言っていました。
【第三ポジション(3人称視点)の特徴】
第三ポジション(3人称視点)の特徴の長所は、冷静であり客観的に考えられるという点です。
短所は、冷静過ぎて他人事であったり、冷たい印象になってしまうということです。
全員とは言いませんが、奥さんや彼女が気持ちを聞いてもらいたくて話しているのに、冷静に対処を伝えて嫌われてしまうのは、3人称視点になっている可能性もあります。
奥さんや彼女の話は「うんうん」と2人称視点で聞いてあげると喜ばれますよ。
【ポジションチェンジの具体的な方法】
ポジションチェンジ(知覚ポジションチェンジ)の具体的な方法をお伝えします。
実際に体験しながら、人間関係やコミュニケーションの問題を改善し、解決していく方法です。
(ご紹介版のため詳細は省略しています。NLPの講座で学ぶことが出来ます。)
STEP1
コミュニケーションで変化を起こしたいパターンを設定します。
椅子を2つ用意して、自分と相手の立場とすることも出来ますが、実際にリアルなその時の状況を思い出して、客観的に立ち位置を空間にイメージして設定することもできます。
仕事で嫌なことがあったことを、家でワークをする場合、想像の中のイメージで会社にいる時を思い出しながら、自分の位置と相手の位置を離して設定します。
STEP2
自分と相手を本音を出しながら行き来します。
自分の立場で相手に「本音」を出します。一通り本音を出したら、相手の中にイメージで入り相手になり切ります。
そして、さっき自分が言ったことを、相手の立場で聞いて受け取り、相手の中から出る本音をぶつけます。
二人の間をある程度行き来して、双方の本音や感情を出し切ります。
STEP3
第三者の誰かを想像してアドバイスを得ます。
自分と相手を行き来したら、第三者を出します。
自分にも相手にも利害関係のない人が望ましいですので、映画監督とか通りすがりの人でOKです。
それぞれアドバイスをもらい、自分と相手に入り、納得できれば終了です。
納得できない場合は、何度か第三者から違うアドバイスをもらいます。
STEP4
あらためて自分のポジションに入ってみる
コミュニケーションを思い出して、気持ちの変化や感じ方、考え方の変化を感じてみましょう。
嫌な感覚が下がっていれば成功です。
リアルなポジション・チェンジはアドバンスドNLPベーシックコースで学ぶことが出来ます。