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NLP用語集

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アソシエイトとディソシエイト

NLP(神経言語プログラミング)においては、アソシエイト(Associate)を主観的になること、ディソシエイト(Dissociate)を客観的になることと言葉を定義づけています。
 
人は感情が強い場面では、アソシエイトしていることが多く、感情の強い記憶を思い出した時にも主観的になっています。
 
その逆に、感情が伴わない冷静な記憶では、ディソシエイトしていることが多く、客観視しています。
 
つまり、アソシエイトとは「自分目線で見ている」状態のことで、ディソシエイトとは「自分の姿も含めて見ている」状態のことです。
 
特徴としては、アソシエイトは感情を強く感じている場合が多く、ディソシエイトは冷静に対処していることが多いです。
 
 
【アソシエイトとは】
 
NLP(神経言語プログラミング)では、アソシエイトを主観的と訳しましたが、心理学用語としては「連合」や「連想」「同一化」と訳します。
 
連合とは何かを思い出した時に一緒にくっついてくるもの、くっついている全部という表現です。
 
ですから、その意味が転じて主観的になっている状態のすべてをアソシエイトと言っています。
 
 
【ディソシエイトとは】
 
NLP(神経言語プログラミング)では、ディソシエイトを客観的と訳しましたが、心理学用語では「分離」と訳します。
 
先ほどのくっついているアソシエイトから、分離することでディソシエイトとなります。
 
ですから、正確には客観的(第三者)というよりもメタ(まったく関係ない)という意味合いが強く、言うなれば「スーパー客観視」のような状態です。
 
客観的とは、「状況の中で第三者」なのですが、ディソシエイトは「映画を見ている観客」のようなイメージです。
 
ですから、映画の中とは関係ないお客さん=「分離」という意味なのです。
 
 
【あなたの感情の感じ方のタイプは?】
 
アソシエイトとディソシエイトの癖が感情の感じ方に出ます。
 
楽しいことやポジティブなことは主観的に感じられたらハッピーですし、ネガティブなことを客観的になれたら冷静に振り返ることが出来ます。
 
以下4タイプありますが、あなたはどのタイプですか?
 
ポジティブタイプ:ポジティブ時にアソシエイトして、ネガティブ時にディソシエイト
 
ネガティブタイプ:ポジティブ時にディソシエイトして、ネガティブ時にアソシエイト
 
一喜一憂タイプ:常にアソシエイト
 
無感情タイプ:常にディソシエイト
 
 
【例外】
 
感情の強いものはアソシエイトと言いましたが、カウンセリングをしていると、トラウマなどの記憶の場合に、ディソシエイトしている人が良く見受けられます。
 
人の心の防御反応として、分離や解離をすることで、自分を守った結果だと思われます。
 
ですが、このままだと楽しむことなどのポジティブ感情も薄いことが良くあります。
 
自分を守った結果として、すべての感情を固く閉ざしてしまうのです。
 
この場合はトラウマを解消することで、心が安全を感じると自然とアソシエイトしやすくなり、感情を感じるようになります。
 
 
アドバンスドNLPベーシックコースでは、アソシエイトとディソシエイトがバランスよく使えるようになります。

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